与謝野晶子 『みだれ髪』 臙脂紫 より

おばしまにおもひはてなき身をもたせ小萩をわたる秋の風見る

<私が考えた歌の意味>
窓辺の手すりに寄りかかって外を見ています。
今の私の心は、物思いでいっぱいです。
悩みのつきないこの身を手すりにもたせて、小萩をわたってくる秋の風を感じています。