与謝野晶子 『みだれ髪』 臙脂紫 より

神の背(せな)にひろきながめをねがはずや今かたかたの袖にこむらさき

<私が考えた歌の意味>
神様がひろい心で見つめてくださることを願います。
今は、片方だけの袖、小紫の袖しかないのですから。
神様は、両方の袖、二人の思いをそろえてくださるでしょう。

<私の想像を加えた歌の意味>
今は、私の恋心だけ。
私の小紫のような片思いだけ。
この片思いを、片思いだけで終わらせません。
両袖がそろうように、互いの恋心がひとつになるでしょう。
私は、信じています。
恋の神様は、私には広いお心をおもちですから。