与謝野晶子 『みだれ髪』 臙脂紫 より

ふさひ知らぬ新婦(にいびと)かざすしら萩に今宵の神のそと片笑(かたゑ)みし

<私が考えた歌の意味>
ふさわしくないのに、髪に白萩をかざします。
私は、新婦の気持ちなのです。
不釣り合いに髪を飾ったそんな私のことを、そっと微笑んでいるのですね。
今宵のあなたは。

<歌の感想>
「髪に挿すしら萩に隠したき思い見抜かれている、君の微笑み」チョコレート語訳 みだれ髪 俵万智

 この訳を読んでも、「ふさひ知らぬ」の意味がつかめない。そこで、「ふさふ」「知らぬ」として、「ふさわしくないのに」と解してみたが、自信はない。意味がとれない句はあるが、初々しい女性として振舞おうとするのだが、あなたには、そんな私を見抜かれているという気持ちは伝わってくる。