与謝野晶子 『みだれ髪』 臙脂紫 より

しら壁へ歌ひとつ染めむねがひにて笠はあらざりき二百里の旅

<私が考えた歌の意味>
あなたの部屋の白い壁に、私の歌をひとつ残したい。
そんな願いをもって、はるか二百里の旅に出ます。
あなたが私を迎え入れてくれるかどうか、わからないのに。