与謝野晶子 『みだれ髪』 臙脂紫 より

御袖(みそで)くくりかへりますかの薄闇(うすやみ)の欄干(おばしま)夏の加茂川の神

<私の想像を加えた歌の意味>
今宵一緒に過ごしたいのに、あなたは、帰ってしまいます。
そでをまくった姿で、薄闇の加茂川の橋を渡って行ってしまいます。
夏の加茂川の欄干に夕闇が迫ります。
帰ってしまうあなたの姿を眼で追っています。