与謝野晶子 『みだれ髪』 臙脂紫 より

春の夜の闇(やみ)の中くるあまき風しばしかの子が髪に吹かざれ

<私が考えた歌の意味>
春の夜、あまい香りの風が吹いてくる。
あの娘の髪にあまい香りを漂わせないで。
あの娘には、春の夜の闇はまだ早いので。

<歌の感想>
 チョコレート語訳 みだれ髪 俵万智が歌の意味と雰囲気を伝えている。「春の夜の闇から吹く甘き風は恋そそのかす気をつけなさい」
 「かの子の髪」とは、誰のどんな姿かを具体的なイメージとしてもっても、この作を味わうことはできない。春の夜の作者の思いを感じるのが、大切と思う。