万葉集 巻二 180 日並皇子尊(草壁皇子)の宮の舎人たちが泣き悲しんで作った歌二十三首(171~193の内から)
み立しの 島をも家と 住む鳥も 荒びな行きそ 年かはるまで
みたたしの しまをもいえと すむとりも あらびなゆきそ としかわるまで

<私の想像を加えた歌の意味>
皇子がよく眺められていた庭園を棲み処とする鳥がいます。
庭園の鳥よ、皇子が亡くなられたからと気持ちを変えないでください。
せめて、年が改まるまでは。

<歌の感想>
 170、172、178と同じ題材の作で、工夫も新鮮味も乏しい気がする。この四首の中では、170がすっきりしている。