石川啄木『一握の砂』「我を愛する歌」 より

たんたらたらたんたらたらと
雨滴(あまだれ)が
痛むあたまにひびくかなしさ

<私の想像を加えた歌の意味>
雨がしとしとと降り続く。
頭痛が止まない。
不規則に落ちる雨垂れの音が嫌だ。
とぎれそうでとぎれない。
雨だれが、頭痛を増す。
雨だれが、頭にも心にもひびく。
かなしいことだ。