与謝野晶子 『みだれ髪』 臙脂紫 より

経はにがし春のゆふべを奥の院の二十五菩薩歌うけたまへ

<私が考えた歌の意味>
お経をあげるのは退屈です。
春の夕べなのですから、私の歌を味わってください。
奥の院にいらっしゃる二十五菩薩様。

<私の想像を加えた歌の意味>
お経を学びにここに来ました。
でも、もうお経を聴くのが辛くなってきました。
今は、春、そろそろ日も暮れます。
奥の院の二十五菩薩も、私の恋の歌を聞けば、心も浮き立つでしょう。