万葉集のかたわらにキーボード

記事は、原文に忠実な現代語訳や学問的な解釈ではありません。私なりにとらえた歌の意味や、歌から思い浮かぶことを書いています。

2018年07月

朝日新聞夕刊2018/7/11 あるきだす言葉たち 7・11アゲイン 熊谷 純(くまがい じゅん)ゆき先を決めずバイトを辞めたれば世界は朝から晩まで樹海 私は、次の働き口を決めずにそれまでの仕事を辞めたことがない。それは、私だけではなく、過去の世間の常識だった。今は…
>>続きを読む

万葉集 巻三 244 或る本の歌一首み吉野の 三船の山に 立つ雲の 常にあらむと 我が思はなくにみよしのの みふねのやまに たつくもの つねにあらんと わがおもわなくに<私の想像を加えた歌の意味>み吉野の三船の山の頂上には、いつも雲が湧き起っている。あの雲は…
>>続きを読む

万葉集 巻三 243 春日王が答え奉った歌一首大君は 千歳にまさなむ 白雲も 三船の山に 絶ゆる日あらめやおおきみは ちとせにまさなん しらくもも みふねのやまに たゆるひあらめや<私の想像を加えた歌の意味>いつまでもこの世にはいないなどと仰せになることはあ…
>>続きを読む

万葉章 巻三 242 弓削皇子の吉野に遊ばれたときの御歌一首滝の上の 三船の山に 居る雲の 常にあらむと 我が思はなくにたきのうえの みふねのやまに いるくもの つねにあらんと わがおもわなくに<私が考えた歌の意味>吉野川の急な流れのほとりに三船の山がそびえ…
>>続きを読む

与謝野晶子 『みだれ髪』 臙脂紫 より紫に小草(をぐさ)が上に影おちぬ野の春風に髪けづる朝<私が考えた歌の意味>野の若草の上に朝日がさまざまな影を落とします。髪をくしけずる私に春風が吹きます。若草の上の朝の影は紫色です。<歌の感想> 晶子の特徴である独特…
>>続きを読む