石川啄木『一握の砂』「我を愛する歌」 より
けものめく顔あり口をあけたてす
とのみ見てゐぬ
人の語るを
<私が考えた歌の意味>
まるで獣のような顔だなあ。
その獣が口を開けたり閉じたりしている。
そんな風に見ていて、人が語っている中身などちっとも聞いていなかった。
けものめく顔あり口をあけたてす
とのみ見てゐぬ
人の語るを
<私が考えた歌の意味>
まるで獣のような顔だなあ。
その獣が口を開けたり閉じたりしている。
そんな風に見ていて、人が語っている中身などちっとも聞いていなかった。
記事は、原文に忠実な現代語訳や学問的な解釈ではありません。 私なりにとらえた歌の意味や、歌から思い浮かぶことを書いています。