万葉集 巻二 86

かくばかり 恋ひつつあらずは 高山の 岩根しまきて 死なましものを
かくばかり こいつつあらずは たかやまの いわねしまきて しなましものを

<私が考えた歌の意味>
恋しい思いにもう耐えられません。
こんなに思い悩むなら、高山の岩を枕に死んでしまう方がましです。

<私の想像を加えた歌の意味>
どれほど私が恋しい思いをしているか、あなたにはわからないでしょう。
この恋しい気持ちのままでいるより、いっそ山の中で死んでしまう方が楽なくらいです。

<歌の感想>
 激しい恋心のようでいながら、もっと私の所に通って来てください、とあてつけている気持ちも感じられる。