万葉集 巻一 71

大和恋ひ 眠の寝らえぬに 心なく この洲崎廻に 鶴鳴くべしや
やまとこい いのねらえぬに こころなく このすさきみに たずなくべしや

<私が考えた歌の意味>
洲崎の辺りから鶴の鳴き声が聞こえる。
大和のことが恋しくて眠りにもつけない。
私の心も考えずに鶴が鳴いてよいものか。

<私の想像を加えた歌の意味>
鶴の声は、もの悲しいものだ。
今晩は、洲崎の辺りから鶴の鳴き声が聞こえている。
家を思う時に、鶴の声を聞くともっと恋しくなる。
大和の妻子に会いたくなって、眠りにつくこともできない。
鶴よ、そんなに鳴かないでくれ。