石川啄木『一握の砂』「我を愛する歌」 より

時ありて
子どものやうにたはむれす
恋ある人のなさぬ業(わざ)かな

<私が考えた歌の意味>
暇な時間を持て余し、子どものように遊んで過ごした。
こんなことは、恋をしている人ならしないことだろう。

<歌の感想>
 「時ありて」の意味が分からない。何も用事のない時間、と受け取ってみたが、どうであろうか。「たはむれす」も作者自身の行為だと思うが、どんなことをしているか、イメージが湧わかない。