与謝野晶子 『みだれ髪』 臙脂紫 より

紺青(こんじやう)を絹にわが泣く春の暮れやまぶきがさね友歌ねびぬ

<私が考えた歌の意味>
紺青の装いで私は春の暮れの悲しみを詠む。
友はやまぶきを重ねた装いで歌を詠む。
友の歌はおとなびている。

<私の想像を加えた歌の意味>
暮れゆく春の悲しみを詠んだ私の歌は、紺青色の絹のようで暗く艶やかな雰囲気。
友の詠んだ歌は、やまぶきを重ねた着物のようで、おとなびた雰囲気。

<歌の感想>
 わからない。
 晶子と友の服装の色を言っているのかもしれない。
 晶子と友の作風の違いを言っているのかもしれない。
 あるいは、私は暗く地味な装い(作風)ですけど内に秘めているのはちがうわ、明るく上品そうなあなたの装い(作風)の方がかえって老けているわ、と言いたかったのかもしれない。