万葉集のかたわらにキーボード

万葉集を中心に、古典から近代まで和歌、短歌を気の向くままに読んでいます。記事は、原文に忠実な現代語訳や学問的な解釈ではありません。私なりにとらえた歌の意味や、歌から思い浮かぶことを書いています。

万葉集 巻一 7 額田王 未だ詳らかならず秋の野の み草刈り葺き 宿れりし 宇治のみやこの 仮廬し思ほゆあきののの みくさかりふき やどれりし うじのみやこの かりいおしおもおゆ<私の想像を加えた歌の意味>季節は秋、宇治のかりみやで旅の一夜を過ごしました。…
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万葉集 巻二 85君が行き 日長くなりぬ 山尋ね 迎へか行かむ 待ちにか待たむきみがゆき けながくなりぬ やまたずね むかえかゆかん まちにかまたん<私が考えた歌の意味>君が旅に出られてから日にちが長くなりました。こちらから山道を尋ねて、会いにいきましょう
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山家集 上巻 春 42 7023つくりおきし 苔のふすまに うぐひすは 身にしむ梅の 香や匂うらんつくりおきし こけのふすまに うぐいすは みにしむうめの かやにおうらん<私が考えた歌の意味>うぐいすは、梅の香りを身にしみ込ませて巣に戻る。作っておいたうぐいす
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万葉集 巻一 84秋さらば 今も見るごと 妻恋ひに 鹿鳴かむ山そ 高野原の上あきさらば いまもみるごと つまごいに かなかんやまそ たかのはらのうえ <私が考えた歌の意味>鹿が鳴いている声が聞こえている。秋になったら、今と同じように雌鹿を求めて雄鹿が鳴くで
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万葉集 巻一 83海の底 沖つ白波 竜田山 いつか越えなむ 妹があたり見むわたのそこ おきつしらなみ たつたやま いつかこえなん いもがあたりみん<私が考えた歌の意味>竜田山を越えて家にもどれるのはいつの日だろうか。早く妻の住むあたりを見たい。<私の想像を
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万葉集 巻一 82うらさぶる 心さまねし ひさかたの 天のしぐれの 流れあふ見ればうらさぶる こころさまねし ひさかたの あめのしぐれの ながれあうみれば<私が考えた歌の意味>さびしい思いで心が溢れそうになる。しぐれの降るのを見ていると。しぐれは、高い空か
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万葉集 巻一 81山辺の 御井を見がてり 神風の 伊勢娘子ども 相見つるかもやまのへの みいをみがてり かんかぜの いせおとめども あいみつるかも<私が考えた歌の意味>山辺の御井を見物に来た。その見物の途中で、伊勢の娘たちとの出逢いがあった。<私の想像を加
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石川啄木『一握の砂』「我を愛する歌」 より我に似し友の二人よ一人は死に一人を牢を出でて今病む<私が考えた歌の意味>私と考えを同じくする友の二人よ。一人は死に、一人は牢から出たが、今病の身だ。<歌の感想>私とは、考えも生き方も似たものをもつ友人が二人いた。
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西行 山家集 上巻 春 41 7022梅が香に たぐへて聞けば 鶯の 聲なつかしき 春の山里うめがかに たぐえてきけば うぐいすの こえなつかしき はるのやまざと<私が考えた歌の意味>梅の香りと一緒に鶯の声を聞く。うぐいすの鳴き声が一段と心に沁みる春の山里だ。
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西行 山家集 上巻 春 40 7021柴のいほに とくとく梅の 匂いきて やさしき方も ある住家哉しばのいおに とくとくうめの においきて やさしきかたも あるすみかかな<私が考えた歌の意味>柴で屋根を葺いた粗末な家なのに、早々と梅の香りがしてくる。風流な趣の
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万葉集 巻一 80あをによし 奈良の宮には 万代に われも通はむ 忘ると思ふなあおによし ならのみやには よろずよに われもかよわん わするとおもうな<私が考えた歌の意味>奈良の宮殿はいつの世までも栄えることでしょう。私もいつまでも通い続けます。奈良を忘れ
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石川啄木『一握の砂』「我を愛する歌」 より一度でも我に頭を下げさせし人みな死ねといのりてしこと<私が考えた歌の意味>一度でも私に頭を下げさせた奴はみな死んでしまえ。そんな思いをもっていたこともあった。<私の想像を加えた歌の意味>生活のために、自分の気持ち
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万葉集 巻一 79大君の 命かしこみ にきびにし 家を置きおおきみの みことかしこみ にきびにし いえをおきこもりくの 泊瀬の川に 舟浮けて 我が行く川のこもりくの はつせのかわに ふねうけて わがいくかわの川隈の 八十隈おちず 万たび かへり見しつつかわ
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石川啄木『一握の砂』「我を愛する歌」 よりかなしきは喉のかわきをこらへつつ夜寒(よざむ)の夜具にちぢこまる時<私が考えた歌の意味>悲しい。喉の渇いたのをこらえながら、布団の中で縮こまっている。夜寒には、それが悲しい。<私の想像を加えた歌の意味>喉が渇いて
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万葉集 巻一 78飛ぶ鳥の 明日香の里を 置きて去なば 君があたりは 見えずかもあらむとぶとりの あすかのさとを おきていなば きみがあたりは みえずかもあらん<私が考えた歌の意味>ここからもっと進むと、明日香の里を離れてしまう。もう、あなたがいらっしゃる
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万葉集 巻一 77わが大君 ものな思ほし 皇神の 副へて賜へる 吾がなけなくにわがおおきみ ものなおもおし すめかみの そえてたまえる わがなけなくに<私が考えた歌の意味>大君よ、そんなにご心配なさらないでください。代々のご先祖様が、あなた様をお助けするよ
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石川啄木『一握の砂』「我を愛する歌」 より新しきインクのにほひ栓(せん)抜けば餓ゑたる腹に沁むがかなしも<私が考えた歌の意味>新しいインクの瓶の栓を抜いた。インクのにおいが、空きっ腹に沁みて悲しい。<私の想像を加えた歌の意味>満足に飯を食うだけの金もない
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