万葉集のかたわらにキーボード

記事は、原文に忠実な現代語訳や学問的な解釈ではありません。私なりにとらえた歌の意味や、歌から思い浮かぶことを書いています。

巻三 401大伴坂上郎女、親族を宴する日に吟ふ歌一首おおともさかのうえのいらつめ、うがらをえんするひにうたううたいっしゅ山守りが ありける知らに その山に 標結ひ立てて 結ひの恥しつ    やまもりが ありけるしらに そのやまに ゆいゆいたてて ゆいのはじし…
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木綿畳手に取り持ちてかくだにもわれは祈ひなむ君に逢はじかも大伴坂上郎女ゆうだたみ てにとりもちて かくだにも われはこいなん きみにあわじかもおおとものさかのうえのいらつめ気持ちを集中させてこんなにも一心不乱にお祈りをしています。天候の順調を願い、作物の
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黒髪に 白髪交じり 老ゆるまで かゝ恋には いまだあはなくにくろかみに しらかみまじり おゆるまで かかるこいには いまだあわなくに艶めいていた私の黒髪も白髪が交じるようになりました。年を取ったことをつくづく感じます。そんな年齢になってこんなにもあなたに
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事もなく 生きましもの を老いなみに かかる恋にも 我はあへるかもこともなく いきましものを おいなみに かかるこいにも われはあえるかもこれまでは平凡で無難に生きてきました。それが、いろいろと経験を積み、それなりの年齢になった今、こんなにも激しい恋心を
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この世には 人言繁し 来む世にも 逢はむわが背子 今ならずともこのよには ひとごとしげし こんよにも あわんわがせこ いまならずとも  この世であなたと私がいっしょになるには世間の口がうるさすぎます。互いの事情をかなぐり捨てて、別の世界で暮らしましょう。今
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わが背子に または逢はじかと 思へばか 今朝の別れの すべなかりつる  わがせこに またはあわじかと おもえばか けさのわかれの すべなかりつる今お別れをすると、もう二度と逢えないような気がします。だからなのでしょうか、今朝のあなたを見送るとき、優しい言葉
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本屋のとなりは写真館 のカテゴリー「万葉集 私なりに読む」を移転、独立させました。 口語訳のような文章になっていますが、口語訳や解釈ではありません。私なりに、万葉集の歌から受け取ったことや、万葉集についての口語訳や注釈から理解できたことを書いていきます。
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