万葉集のかたわらにキーボード

記事は、原文に忠実な現代語訳や学問的な解釈ではありません。私なりにとらえた歌の意味や、歌から思い浮かぶことを書いています。

石川啄木『一握の砂』「我を愛する歌」 より一度でも我に頭を下げさせし人みな死ねといのりてしこと<私が考えた歌の意味>一度でも私に頭を下げさせた奴はみな死んでしまえ。そんな思いをもっていたこともあった。<私の想像を加えた歌の意味>生活のために、自分の気持ち…
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万葉集 巻一 79大君の 命かしこみ にきびにし 家を置きおおきみの みことかしこみ にきびにし いえをおきこもりくの 泊瀬の川に 舟浮けて 我が行く川のこもりくの はつせのかわに ふねうけて わがいくかわの川隈の 八十隈おちず 万たび かへり見しつつかわ
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石川啄木『一握の砂』「我を愛する歌」 よりかなしきは喉のかわきをこらへつつ夜寒(よざむ)の夜具にちぢこまる時<私が考えた歌の意味>悲しい。喉の渇いたのをこらえながら、布団の中で縮こまっている。夜寒には、それが悲しい。<私の想像を加えた歌の意味>喉が渇いて
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万葉集 巻一 78飛ぶ鳥の 明日香の里を 置きて去なば 君があたりは 見えずかもあらむとぶとりの あすかのさとを おきていなば きみがあたりは みえずかもあらん<私が考えた歌の意味>ここからもっと進むと、明日香の里を離れてしまう。もう、あなたがいらっしゃる
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万葉集 巻一 77わが大君 ものな思ほし 皇神の 副へて賜へる 吾がなけなくにわがおおきみ ものなおもおし すめかみの そえてたまえる わがなけなくに<私が考えた歌の意味>大君よ、そんなにご心配なさらないでください。代々のご先祖様が、あなた様をお助けするよ
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石川啄木『一握の砂』「我を愛する歌」 より新しきインクのにほひ栓(せん)抜けば餓ゑたる腹に沁むがかなしも<私が考えた歌の意味>新しいインクの瓶の栓を抜いた。インクのにおいが、空きっ腹に沁みて悲しい。<私の想像を加えた歌の意味>満足に飯を食うだけの金もない
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万葉集 巻一 76ますらをの 鞆の音すなり もののふの 大臣 盾立つらしもますらおの とものおとすなり もののうの おおまえつきみ たてたつらしも<私が考えた歌の意味>弓を持つ勇ましい人々の鞆の音が聞こえてきた。軍を指揮する人が盾を立てているのであろう。<
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万葉集 巻一 75宇治間山 朝風寒し 旅にして 衣貸すべき 妹もあらなくにうじまやま あさかぜさむし たびにして ころもかすべき いももあらなくに<私が考えた歌の意味>宇治間山は朝の風が寒い。旅の途中なので、衣を着せてくれる妻もいない。<私の想像を加えた歌
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西行 山家集 上巻 春 39 7020梅が香を 谷ふところに 吹きためて 入りこん人に しめよ春風うめがかを たにふところに ふきためて いりこんひとに しめよはるかぜ<私が考えた歌の意味>春風よ、梅の香りを谷中に吹き広げてくれ。その風で、この谷を訪れてくれる
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万葉集 巻一 74み吉野の 山のあらしの 寒けくに はたや今夜も 我がひとり寝むみよしのの やまのあらしの さむけくに はたやこよいも あがひとりねん<私が考えた歌の意味>吉野の山は嵐で、寒い風が吹きつけてくる。こんな夜なのに、今晩も私は一人で寝るのだろう
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山家集 上巻 春 38 7019主いかに 風わたるとて いとふらん 餘所にうれしき 梅の匂をぬしいかに かぜわたるとて いとうらん よそにうれしき うめのにおいを<私が考えた歌の意味>隣の僧坊の主人は、梅が散ってしまう、と風が吹くのを嫌っているが、どうしてなの
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万葉集 巻一 73我妹子を 早み浜風 大和なる 我松椿 吹かざるなゆめわぎもこを はやみはまかぜ やまとなる われまつつばき ふかざるなゆめ<私が考えた歌の意味>家に残してきた妻に早く会いたい。浜風よ、大和の私の家の松や椿に吹かないでくれ。<私の想像を加え
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石川啄木『一握の砂』「我を愛する歌」 よりいのちなき砂のかなしさよさらさらと握れば指のあひだより落つ<私が考えた歌の意味>(1回目 2016/817)砂を握ればさらさらと指の間から落ちていく。生命をもたない砂はかなしい。<私の想像を加えた歌の意味>(1回目 2016/8/
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万葉集 巻一 72玉藻刈る 沖辺は漕がじ しきたへの 枕のあたり 忘れかねつもたまもかる おきへはこがじ しきたえの まくらのあたり わすれかねつも<私が考えた歌の意味>舟遊びをしないでおこう。妻のことばかり思い出されるので。<私の想像を加えた歌の意味>み
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朝日新聞夕刊2017/2/8 二月の言葉 広坂 早苗水仙は八頭身の少女にて風の日の丘にひとり咲きたり<感想> 春を感じるとはいえ、まだ外の風は寒い。身をすくめながら、ふっと見上げると、見上げた先に水仙の花が見える。あのすっきりと伸びている水仙をどう表そうか、作者
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万葉集 巻一 71大和恋ひ 眠の寝らえぬに 心なく この洲崎廻に 鶴鳴くべしややまとこい いのねらえぬに こころなく このすさきみに たずなくべしや<私が考えた歌の意味>洲崎の辺りから鶴の鳴き声が聞こえる。大和のことが恋しくて眠りにもつけない。私の心も考え
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朝日新聞夕刊2017/2/8 二月の言葉 広坂 早苗氷点下十五度の街に住む息子凍ったのだろうメールも返らず<感想> 息子の勤務地か、学校の所在地が寒い地方なのだろう。海外かもしれない。心配でたまらないというよりも、ちっとも便りを寄こさないことに、少々腹を立ててい
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